コンテンツへスキップ ナビゲーションに移動学習は楽しいというよりも、むしろ常に一定の努力を必要とする辛いものです。そのつらい努力を毎日コンスタントに実行していくには、最初はおのれに打ち克つために大変な努力が必要です。実行できるようでなかなかできないのが凡人の弱みなのです。
ところが、これらを一定程度訓練によってマスターすることが可能なのです。
朝起きて歯を磨き、顔を洗うという当たり前のことでも、子供にとってはそんなに愉快なことではないはずです。
ところが、毎日毎日お母さんから注意され、叱られながらこれを実行していると、いつの間にか強制されなくても習慣付けられて、自分から自然に行えるようになってしまいます。このようなことはたくさん世の中にあります。
本を読む習慣、勉強をする習慣、必ずしも楽しくないことを毎日決められた時間に一定時間実行する。こういう習慣付けが、実はきちんとした人間として成長していくためには是非とも必要なものなのです。
気分が乗った時に勉強する。気分が乗った時に努力する。これでは努力とはいえません。
勉強することが習慣付けられていくためには、家庭で一定の時間必ず勉強するのだという環境作りが必要です。毎日30分でも40分でもきちんきちんと、この克己の努力を続けられるように家庭でしつけていくならば間違いなく、5年、6年と経つうちに無理のない習慣となって身に付いてしまうのです。
それは子供の将来にとって、結局は、学習は人から強制されるもではなく、自分の力でやっていかなければならないことになっていくからなのです。
克己とは・・・自分の怠け心や欲、邪念に打ち勝つこと。
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