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国語が伸びると全てが伸びる

国語は全教科の基礎になる教目です。国語の力がある子供は必ず成績は向上しています。子供に「国語が苦手な人」と問いかけてみると90%以上が手を挙げます。

昔から「読み・書き・そろばん」とよく言われます。これは日本の教育の原点であり、同時に現代にも十分通用します。その中の「読み」は読解力・語彙力・判断力であり、「書き」は筆記力はもとより表現力へつながります。この「読み」「書き」の両方が兼ね備わって「解答力」が付き、テストでの高得点を可能にします。

小学校へ入学する時の子供の言語能力の差がどれ程あるかご存じでしょうか。よく知っている子供で7000語、少ない子供でわずか2000語ほどしか知りません。この差を持って小学校の授業を受け続けていく訳です。小学校6年の卒業時には7000語は37000語に、2000語は8000語に変化し、その差はどんどん広がっていきます。

このように考えてみますと、どれほど幼児教育が大切かを痛感します。もうすでに小学生、中学生の子供はこの差を何とか取り戻さなければなりません。子供の国語への苦手意識を取り除き、興味、関心を持って子供が国語を勉強するようになれば、他教科への効果も大きくなります。

これを機会に国語への認識を新たにして頂き、子供を見つめ直す契機にしていただければ幸いです。

塾長 森博嗣

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